最優秀賞
『万燈会の光景』をテーマにフォトコンテストを開催しました。
魅力溢れる約170点のあ作品をご応募いただきました。
ご応募いただいた皆さまありがとうございました！
審査の結果、最優秀賞・優秀賞・ロータリークラブ会長賞に選ばれた作品をご紹介します。
灯籠の間をぬって階段を駆け上がる子どもたち。その先にはまだまだ上りが続き、目的地が高い場所であることが宝山寺万燈会を
知らない方にも伝わります。意図してなかったかもしれませんが、灯籠や看板、建物の線がX字状に配置され安定した構図となりました。「観光生駒」のネオン看板もノスタルジックな空気感を演出しています。このような法要も子どもたちにとっては地元密着の楽しいお祭なのでしょう。画質的にはノイズが少し厳しいですが、新聞を広げてこの写真を見ているような、そんな雰囲気が良いと思います。タイトルはもう少し工夫を。
この作品は宝山寺の参道のはずれにお地蔵さんが並んでいる場所があるのですが、一つ一つのお地蔵さんに蝋燭が灯され荘厳な雰囲気を醸し出しています。その先に火をともす男女がお祈りをしています。この写真を見ているとDISCOVER JAPANで日本の美しい情景を思い起こします。風景の中のお祈り、私は好きです。
生駒ロータリークラブ
会長 奥村 隆司
ー 審査員選評 ー
同様の作品が多数応募されていた中で、構図・露出・色合いなどもっともバランスよくまとまっていました。祈りの書かれた小さな灯りが奥はギュッと手前はまばらに見え、よい望遠の圧縮効果が出ています。
直線ばかりで構成された中で、左から伸びる優しい手の曲線。ご自身あるいはお子様の書かれた灯りを探し当てられたのでしょうか。想像力を掻き立てられます。人間の営みや祈りの心を感じさせる素晴らしい作品です。